不動産売却で受け取る「購入申込書」とは?見方や注意点をご紹介!

不動産売却で受け取る「購入申込書」とは?見方や注意点をご紹介!

不動産売却では、買主から購入申込書を受け取るケースもあります。
内容を正しく理解しておかないと、スムーズに対応できないため、事前にチェックポイントを把握しておくと安心です。
そこで今回は、不動産売却における購入申込書とは何か、見方や記載項目・注意点をご紹介します。

不動産売却で知っておきたい「購入申込書」とは

購入申込書は、特定の物件を購入する意思を売主に明確に伝えるための書類です。
買主は、購入したい物件の条件や要望を記載した書面を提出することで、売主に購入意思を示すことができます。
通常、不動産会社が仲介している場合は、仲介業者が申込書のひな型を用意するのが一般的です。
申込書は売買契約とは別のものであり、申込みを受けても契約は即座に成立しません。
売主は条件を検討し、承諾するか否かを決定します。
双方が条件に合意するまで、交渉がおこなわれます。
キャンセルも比較的容易であり、申込みを撤回しても違約金が生じることはありません。
ただし、申込書提出時に申込金を支払うケースが一般的であり、キャンセル時には申込金が返金される場合が多いです。

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不動産売却で知っておきたい「購入申込書」の見方や記載項目

不動産売却を検討しているなら、購入申込書の見方を知っておくと良いです。
記述される項目は主に、買主に関する情報・物件に関する情報・購入希望条件の3点です。
買主に関する情報には年収・勤務先・勤続年数など、物件に関する情報には間取りや面積などを記載します。
購入希望条件として挙げられるのは、売買価格や手付金・売買契約日・住宅ローンの利用有無などです。
ホームインスペクションを実施するかどうかも記述されるため、しっかりと確認しておきましょう。

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不動産売却で知っておきたい「購入申込書」の注意点

購入申込書を受け取った際の留意点は、購入希望額とその根拠が妥当かどうかを確認することです。
手付金の金額が安すぎると、キャンセルされやすくなるため、双方が納得できる額を設定する必要があります。
手付金の目安は、売買代金の10%が一般的です。
また、買付けから購入希望日までの期間が長すぎないかどうかも確認しておく必要があります。
キャンセルの可能性を少なくするためには、買付けから2~3日、遅くとも1週間以内には売買契約を結ぶのが理想的です。

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不動産売却で知っておきたい「購入申込書」とは

まとめ

不動産売却で受け取る購入申込書は、物件を購入する旨を売主に対して明確に意思表示するものです。
主に、買主に関する情報・物件に関する情報・購入希望条件の3点が記載されます。
申し込みが入ったら、購入希望額や手付金・購入希望日が妥当かしっかりと確認しましょう。
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